宇都宮市のホームページからの抜粋です。

〈宇都宮市新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言〉

宇都宮市における新型コロナウイルス感染症の拡大状況等を鑑み、その拡大を防止するため、宇都宮市独自の緊急事態宣言を発出する。

概要
 本市においては、メディアやホームページ、広報紙などあらゆる手段を用いて、市民や事業者に対する感染防止対策の徹底を呼び掛けているほか、医療機関と連携したPCR検査体制の充実による感染者の早期把握など、感染拡大防止に全力を尽くしてきたところであるが、年末から複数のクラスターが発生し、連日30人以上の感染者が発生している状況にあり、1月6日は過去最多の77人の感染が確認された。感染経路はその約半数が不明であるが、大人数でのアルコールを伴う会食で感染し、感染者の家族間で感染が広がるという傾向が見られ、また、医療のひっ迫についても、大変厳しい状況にある。
 この危機的状況を乗り越えるためには、市民一人一人の理解と協力が不可欠であり、市民の皆様、医療関係者、事業者、行政等が一丸となり、「オール宇都宮」で感染拡大防止に取り組むことにより、市民の生命・健康を守るため、緊急事態宣言を発出し、皆様に協力を強くお願いしたい。

(1月13日追記)
 栃木県が「新型インフルエンザ等対策特別措置法第32条」に基づく「緊急事態宣言」の対象区域に加えられたことなどから、1月31日までとしていた対象期間を、2月7日まで延長するとともに、県の緊急事態措置との整合を図った内容に修正する。

(2月4日追記)
 市内の状況は改善されてきており、栃木県も法に基づく「緊急事態宣言」の対象区域から外れることが決定されたものの、現段階で緊張感を緩めることは感染の再拡大を招くおそれがあること、医療体制についても依然として厳しい状況にあることから、対象期間を2月21日まで延長するとともに、県の要請との整合を図った内容に修正する。
 

対象区域
宇都宮市全域

対象期間
令和3年1月6日(水曜日)~2月21日(日曜日)

要請内容
 市内・県内の状況は改善されてきておりますが、現段階で緊張感を緩めることは再度の感染拡大を招くおそれがあることなどから、本市独自の宣言については2月21日まで延長します。

(注意)県内全域への要請内容については、栃木県のホームページを参照してください。

栃木県ホームページ(外部リンク)新しいウィンドウで開きます
市民に対する協力要請
日中も含め、不要不急の外出を自粛すること(特に、国の緊急事態宣言の対象区域への往来、21時以降の外出の自粛)。
マスクの着用、換気をはじめ、3密の回避や手洗いなど基本的な感染防止対策を徹底すること。
感染リスクが高い「5つの場面」に注意すること。
体調が悪い場合には、仕事は休むこと。
施設に応じた感染防止対策の徹底が行われていない場所への外出を避けること。
外出時は、感染のリスクを避ける行動をとること。
高齢者、基礎疾患を有する方は上記取組を特に徹底すること。
事業者に対する協力要請
宇都宮市全域の酒類を提供する飲食店(カラオケ店を含む)に対する協力要請
期間:1月8日(金曜日)~1月14日(木曜日)
内容:20時から翌朝5時までの営業休止
宇都宮市全域の飲食店(カラオケ店を含む)に対する協力要請
期間:1月15日(金曜日)~2月7日(日曜日)
内容:20時から翌朝5時までの営業休止(酒類提供時間:11時から19時まで)
新型コロナウイルス感染拡大防止営業時間短縮協力金(第2弾共同実施分)
宇都宮市全域の飲食店(カラオケ店を含む)に対する協力要請
期間:2月8日(月曜日)~2月21日(日曜日)
内容:21時から翌朝5時までの営業休止(酒類提供時間:11時から20時まで)

新型コロナウイルス感染拡大防止営業時間短縮協力金(第3弾共同実施分)
「出勤者数の削減」を目指したテレワークやローテーション勤務、オンラインビジネスのより一層の推進
事業の継続に必要な場合を除き、21時以降の勤務の抑制
業種ごとの「感染拡大予防ガイドライン」の徹底や「会話する=マスクする」運動への参加、栃木県「新型コロナ感染防止対策取組宣言」の実施
令和3年2月4日
宇都宮市「新型コロナウイルス感染症」危機対策本部長
宇都宮市長 佐藤 栄一